就業規則は、会社で働く従業員の労働条件、会社の服務規律をはじめとするルールを定めた会社の『憲法』といえるほど大事なものです。
近年増加している労使トラブルは、就業規則の未整備が要因となっています。
雛形を写したり、どこかの会社から借りてきて名前だけを変えただけの就業規則は、会社の実態にあっていないため、トラブルが発生する可能性が高くなります。
また、最近では、インターネットなどから情報を仕入れ、「権利ばかりを主張し、義務（働くこと）を放棄する」従業員も増えてきています。
しっかりとした就業規則がない場合は、このような不良従業員に会社が振り回わされてしまうことにもなりかねません。
会社と従業員との間でトラブルになった場合、会社は無駄な時間と労力、精神的な疲労を抱えることになり、最悪の場合、支払う必要のないお金までを一部の不良従業員に払うことになり、多くのダメージを会社が受けることになります。そのために労使トラブルを事前に防止するためや、解決方法の一つとして就業規則が必要になってきます。
当事務所では、労使トラブルを未然に防ぎ、またトラブルが起こっても「不良従業員に負けない」会社の業種、実態に合わせた就業規則の作成、見直しを行います。
